当ブログ“WEARNOTE”をご覧いただきありがとうございます。
運営者のSORIN(@DECOjp0)です。
気温もぐっと下がってそろそろアウターの出番ですね。
スカジャンやライダース、MA-1などショート丈アウターが注目を浴びている今秋冬。
僕はラフでカジュアルな服装が好きなので、ショート丈のアウターを好んでよく着用します。
何気なく着用しているMA-1やスタジャンですが、着こなしにちょっとしたコツがあるんです。
本日はそんなショート丈アウターの着こなしテクニックを紹介します。
インナー着丈の長さで服装の印象が変わる
オシャレな印象をアピールする上で手っ取り早いのが「自分のスタイルを良く見せる」こと。
今回はスタイルアップさせることで、ショート丈のアウターのコーディネートを格上げしていきます。
まずはブルゾンを着用した以下2つのコーディネートを見て下さい。
ブルゾンにニット、スラックスにスニーカーで構成したシンプルなコーディネート。
先日のブログ記事でも紹介したコーディネートです。
こちらが2枚目のコーディネート。パッと見るだけでは1枚目と同じような服装に見えるかもしれませんが、アイテムを1つだけ変更しています。
それでは2つのコーディネートを並べて見てみましょう。
①が1枚目のコーディネート、②が2枚目のコーディネート画像です。
どちらもほとんど同じアイテムを使ったコーディネートなのですが、心なしか①の方がオシャレに見えませんか?
②のコーディネートはなんとなく垢抜けない印象にも見えます。
ご覧頂ければ分かるとは思いますが、両者のコーディネートの違いは「インナーの着丈」にあります。
①のコーディネートの方がインナーの着丈が長くなっているわけですが、着丈の長さが違うとなぜ印象が変化するのでしょうか。
インナーの着丈でウエストラインをごまかす
冒頭でも述べた通り、オシャレな印象を演出する上で「自分のスタイルを良く見せる」ことが重要になってきます。
身長を高く見せたり脚を長く見せたりすることが、大人っぽくてオシャレな印象をアピールするための近道。
インナーの着丈が短いと自分のウエストラインが必要以上に強調されてしまいます。
ウエストラインが明らかになることで自分の脚の短さが明確に。
またインナーとアウターの着丈の長さがきっちり揃っていると、なんとなく垢抜けない印象も与えてしまいます。
一方インナーの着丈を長くすることで、このようにウエストラインを隠すことができます。
インナーとアウターの着丈差が自分の腰位置を上手くぼかしてくれるわけです。
そして無造作に作られた着丈差はこなれた印象にも見えます。
ショート丈のアウターを着用する際には、この着丈に注意するだけでうまくスタイリングすることができます。
この着丈差の長さですが、僕は約5センチ〜10センチぐらいが僕は最適なバランスだと思っています。
インナーの着丈があまりにも長すぎると、今度は脚の見える面積が削られて胴長に見えてしまうことも。
あくまでさりげなくウエストラインをぼかすことがポイント。
ちなみに、夏場のタンクトップのレイヤードにも同じような効果があります。
関連記事:タンクトップレイヤードのコツ。ボックス丈とラウンド丈を使い分けた上級の着こなしを
自分のスタイルをよく見せていくための視覚効果を利用したテクニックは他にもたくさんあります。
オシャレな人のコーディネートスナップを見ていると、こういったテクニックがなにげなく散りばめられているはず。
細かい事かもしれませんが、そのディテール部分のこだわりで印象は大きく変わります。
インナーの着丈差。ショート丈のアウターを着用する際にはぜひ意識してみて下さい。