洗練されたストリート。CINOHのアノラックパーカー。

2月のファッション業界は服が全く売れない閑散期と言われています。

ただ、春夏の服はこの時期から立ち上がり始めます。服が好きな人はこぞって立ち上がりからチェックしているので、人気のアイテムは早くも売り切れてしまうほど。

例にも漏れず、僕も今から春夏の立ち上がりをチェックして衣替えの準備を進めています。この記事を書いている現時点で、もう5着ほど買いました。

ただでさえ待ち遠しい春ですが、追い打ちをかけるように春が楽しみでしょうがないのです。本日はそんな購入物の中から、お気に入りの一着を紹介させてください。

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CINOH/Nylon Hoodie

僕が購入したのはCINOH(チノ)Nylon Hoodieというプルオーバーのナイロンパーカー。

CINOHというブランドは以前の記事でも紹介したのですが、2018SSにメンズラインをスタートしたばかりのブランド。

デザイナーは文化服装学院卒の茅野誉之さんが務めており、ストリートを上品なテイストに昇華させたようなプロダクト。独特なパターンや素材にこだわりを持っているのが特徴的です。

今回購入したパーカーももちろんのごとく、CINOHのエッセンスがふんだんに添えられています。上品なベージュカラーのアノラック。2019SSのルックからチェックしていたのですが、立ち上がりと同時に購入しました。

まずパッとみて目につくのが、ベージュのキャンパスに一筆書きするように取り付けられた1本のライン。袖からヨークにかけて走るラインはインパクト抜群。間違いなくコーディネートの主役になるアイテムです。

今回購入したCINOHのNylon Hoodieはベージュとネイビーの2色展開。ネイビーベースに黒のラインが施されたものだったのですが、僕はこのラインが分かりやすく出るベージュにしました。

ほんのりとシワ感のある生地。ナイロン地はシャリみが強いとスポーツウェアにテイストが寄るのですが、上品な印象に仕上げられています。

ナイロンにラインの入ったデザインとスポーツテイストの強いアイテム。しかし、うまくリアルクローズとしての中間位置を捉えているのが、このナイロンパーカーの魅力です。

パーカーの命といっても過言ではないフード。ナイロン地のパーカーは生地にハリがないのでヘタってしまうのが普通ですが、このふわっとした質感。

このフードの印象が違うだけでアイテム全体の印象も大きく変わってきます。後ほど着画も載せているので、そこで立ち上がり具合も確認してください。

ポケットはサイドスリットに配置。アノラックパーカーのミニマルな印象を保ちながら、機能性を担保しています。特にポケットの収納力を必要としているわけではないですが、こういったディテールにもブランドのこだわりを感じます。

シルエットはカジュアルシャツと同じようなサイズ感で、直近のトレンドからすると少し小さめな印象です。僕は少しルーズに着こなしたかったのでサイズは38(Mサイズ相当)を選びました。

そしてこちらがフードの立ち上がり。ナイロンパーカーでここまで綺麗に立ち上がるフードって中々ないので、これには感動しました。

前から見ても、後ろから見ても、横から見ても。どの角度から見ても美しいフォルムです。

洗練されたアノラック

ナイロン地やパーカーというと、なんとなくカジュアルウェアの強い印象があると思いますが、このCINOHのパーカーは洗練された印象があります。

まだ春服を着るには少し早いので、我慢していますが少しでも暖かくなったらこのパーカーをすぐに被ってやろうと思っています。今年の春は本当に楽しみでしょうがない。

1店舗だけオンラインで販売しているサイトを見つけたのでリンク貼っておきます。気になった方はぜひチェックして見てください。

▶︎OVER THE CENTURY ONLINE STORE

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