結論から言うと、自分史上最高のパーカーを見つけました。
ファッションの定番アイテムであるパーカー。服が好きな人もそうでない人もクローゼットの中に一着は入っていることでしょう。
それだけベーシックなアイテムだからこそこだわりを持って選びたい。シルエットやデザイン、カラーなど選ぶポイントは様々ですが、僕がパーカーを選ぶ時に注視しているのが「フード」のディテール。
顔近くに位置するフードはパーカーの印象だけでなく、服装全体の雰囲気にも影響するもの。
へたっているフードはだらしない印象に見えてしまうので、僕はフードの自立性にこだわってパーカーを選びます。
そして本日紹介するパーカーは、僕が今までに見たことがないくらい究極にフードが立ち上がる。史上最高のパーカーです。
crepuscule/milanorib PK
crepusculeのミラノリブパーカー。店頭でこれを見つけたとき、即購入を決めました。
カラーはブラック、グレー、ブラウン、カーキと4種類あるのですが、カーキにしました。
crepuscule(クレプスキュール)は2012年に誕生したユニセックスブランド。ニットアイテムをメインに展開しており、素材に拘ったシンプルなアイテムが特徴的なブランドです。
商品名にある通り、コットン100%のミラノリブニットで仕上げたフードパーカー。
スウェット地のものが多いパーカーですが、伸縮性の少ないミラノリブでしっかりとした風合いに仕上げられています。
パーカーの代名詞とも言えるカンガルーポケットではなく、両サイドにスリットポケットを配置。無駄を削ぎ落としたデザインで上品な印象に。
ただ単にポケットのデザインを削ぎ落とすのではなく、「ポケットを隠す」という一手間を加えて機能性を保ってくれています。
そして冒頭でも述べたように、このパーカーの魅力はフードの自立性にあります。
地面に置いた状態でこのふっくらとした出で立ち。その他多くのパーカーとは明らかに違うことが、この時点で分かるはず。
このフードの自立性は、ニットとは思えないほど高密度でキックバックの強い生地に秘密があります。
編み目が細かく重厚感のあるミラノリブによって、フードのシルエットが綺麗な状態のままで保たれる。
スウェット地では作れないシルエットが、このパーカーだからこそ表現できるわけです。
究極に立ち上がるフーディ
実際に着てみるとまた違った表情を見せてくれる。crepusculeならではの柔らかでナチュラルな風合いは健在です。
着用して初めてこのパーカーの良さが伝わるかと思います。
見てくださいこの立体感のあるフードを。
生地を糊で固めているのではないかと思うほど形状をホールド。ボリュームを保ちながらふわっと立ち上がっています。
フロントから見たときのルックスも上品に整えられています。
ここまで綺麗な曲線を描くフードは初めて見ました。内側の首元にある生地まで綺麗に立ち上がるほどの保形性があります。
全体のルックスはボディに丸みを持たせたシルエットで着丈は少し短め。
随所に生地をたっぷり余らせてボリュームを持たし、大人の余裕を感じるリラックスした雰囲気があります。
ちなみに身長167センチの僕はレディースのフリーサイズを購入。
メンズの最小サイズでも良かったのですが、インナーとして使うことも考えてレディースサイズにしました。
比較的オーバーサイズなので、小柄なメンズはレディースサイズでも良いかもしれないです。
自分史上最高のパーカー
僕が今まで見てきた中で間違いなくナンバーワンのフードを備えたパーカー。
僕と同じようにフードにこだわってパーカーを選ぶ人はぜひ手にとって欲しい。
ZOZOTOWNや大手セレクトショップ、Amazonや楽天でも手に入るので気になった方は是非チェックして見てください。