憧れのファッションブランドといえば、フォーマルカジュアル問わず真っ先に挙がるのが海外ブランド。
その中でもファッション大国と称されるニューヨークやパリのような独自の感性をもったブランドは、軒並み日本のファッショニスタの心を揺さぶっているような印象があります。
一方で日本から近い国であるアジア諸国からブランドが日本に入ってくることはごく稀なケース。アジアは主要なファッション都市に比べると、各国のファッション業界とのコミュニケーションが難しいのでしょうか。
しかしそんなアジア諸国の中で、韓国が数多くのデザイナーブランドを生み出しているファッション大国だということはご存知でしょうか。
本記事では、そんな韓国の中でもいま一際注目を集めているブランドをご紹介したいと思います。
ADDERERROR(アーダーエラー)
photo:via en.ssfshop.com
「ADDERERROR(アーダーエラー)」は2014年に誕生した韓国・ソウル発のデザイナーズブランド。韓国以外の流通ルートがほぼないのにも関わらず、世界でカルト的な人気を誇っています。
ADDERERRORはファッション分野だけでなく、建築や金融など異業種から集まった匿名クルーによって構成されている。
「日常で見逃しがちなモノに目を向け再解釈する」をコンセプトに、ストリートカルチャーが好きな20〜30代を中心に人気を集めています。
photo:via stylehaus.jp
SNSのフォロワー数はブランドや個人のステータスを測る指標として挙げられますが、ADERERRORのInstagramのアカウントフォロワー数は42万を超えるほど。
業界の関心が高まっていることがその数値から見ても分かります。
photo:via whatdropsnow.com
ユニセックスのアイテム展開をしていて、男女兼用で着用できるADDERERROR。
同ブランドのアイテムはどこか独特な雰囲気を纏っていて、個性的なカッティングやビッグシルエットなアイテムが特徴的。
未来を感じるようなレトロフューチャーなデザインに大胆なテキストロゴ使いなど、今まで見たことのないようなスタイルを生み出しています。
デザイナーを立てているわけではなく、違ったバックグラウンドを持つメンバーからなるADDERERRORだからこそ、作り出せるプロダクトです。
photo:via stylehaus.jp
そして2018年4月にはパリを拠点に活躍している「MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)」とコラボしたことがあり、ファッションの都とも言えるパリからも一目置かれています。
都内のメゾンキツネの一部店舗で販売されましたが、即完売するほどの人気ぶり。
photo:via sneaker4life.com
メゾンキツネとコラボしたことを皮切りに、次はドイツのスポーツブランドである「PUMA(プーマ)」とコラボレーション。
このように海外の名ブランドと手を組みながら、着々と世界で戦えるようなブランドの礎を築いています。
コラボ以外のアイテムについては日本国内に進出してきていないのですが、日本のセレクトショップに姿を現す日はそう遠くないはず。
今現在では海外ECやBUYMAで購入することも可能なので、気になる方はぜひ見てみては。