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みなさんはどんな服装に“オシャレ”を感じますか?
“オシャレ”というものは感覚的なもので上手く言葉にできないかもしれません。
しかし、オシャレな人には共通点があります。
それは「ドレスアップ(着飾ること)」と「カジュアルダウン(着崩すこと)」を上手く取り入れ、バランスをマークしているところ。
これを読み終わったころには、服装をオシャレに見せるコツがなんとなく理解できているはずです。
オシャレにはバランスが必要不可欠である
まずオシャレを語る上で欠かせない言葉がバランスです。
“大人のための私服の教科書”の久保田フランソワ卓也氏や、“最速でおしゃれに見せる方法”のMB氏はご存知でしょうか。
この2人は服装をオシャレに見せる法則を提唱した著者です。
両者が共通して主張していることは、「服装をオシャレに見せる上でバランスが必要不可欠である」ということ。
僕もその意見に全く同感で、服を選ぶにしてもコーディネートを構成するにしても、バランスという言葉なしではオシャレは語ることのできないものだと考えています。
しかし、オシャレに疎い人はとにかくこのバランスがとれていません。
それではバランスの取れていない服装とはどういったものを指すのでしょうか。
バランスの取れていない服装とは
バランスの取れていない服装は主に2つのタイプに分かれます。
- 抜けすぎのカジュアルファッション
- キメすぎのドレスファッション
まずバランスの取れていないファッションの大半を占めるのが「抜けすぎのカジュアルファッション」です。
photo:via jp.ibtimes.com/articles/315990
このタイプは「ダボっとしたスウェットとスニーカーにTシャツ」といった、カジュアルなアイテム一辺倒で抜けすぎている服装のことを指します。
そしてもう一つのタイプが「キメすぎのドレスファッション」です。
photo:via suit.blog.jp/suit/coordinate?p=3
このタイプは「ジャケパンスタイルに革靴」といった、フォーマルなアイテム一辺倒でキメすぎている服装のことを指します。
極端な例を挙げましたが、この2つのタイプに共通して言えることは服装のバランスが一辺倒に偏りすぎているということ。
先述した“バランス”はアイテムのテイスト(カジュアル・フォーマル)の割合のことを指します。
テイストの偏ったコーディネートをオシャレに見せることは難しいんです。
ドレスアップとカジュアルダウンでバランスを取る
ではこの偏ったバランスをどのように修正すれば、オシャレな服装に見えるのでしょうか。
そこで冒頭の「ドレスアップ」と「カジュアルダウン」を上手く取り入れてあげるわけです。
photo:via lookbook.nu/look/6343564-An-Italian-Theory
例えば「スウェットとスニーカーにTシャツ」のようなカジュアルファッションであれば、
スウェットをスラックスに、スニーカーを革靴にドレスアップさせるだけで垢抜けた印象を演出することができます。
photo:via kurumani.com/?cat=168
「ジャケパンスタイルに革靴」のようなドレスファッションであれば、
パンツをデニムに、革靴をスニーカーにカジュアルダウンさせるだけでこなれた印象を演出することができます。
このようにオシャレは足し算・引き算で全体のバランスをとることが重要になってきます。
服装をオシャレに見せるためには、カジュアルなアイテムとフォーマルなアイテムをバランスよくミックスさせることが必要不可欠なわけです。
バランスポジションを探す
しかし、肝心なのはこのバランスには自分に最適なポジションがあるということ。
オシャレな印象というものは、髪の先からつま先までのトータルバランスで決定されます。
ずばり顔や髪型、年齢や身長などもそのトータルバランスに含まれています。
18歳大学生ならカジュアル寄りの服装は比較的サマになりますが、30歳の中年男性だとそういった服装はどうしても子供っぽく見えてしまいますよね。
大学生や中年男性など、その人の性質によって最適なカジュアル:フォーマルのバランスは異なるわけです。
もっと言えば、このバランスはTPOなどの外的要因によっても変化していきます。
オシャレな人は自分を客観視できていて、このような自分の良さを際立たせるバランスポジションを熟知しています。
生まれ持った自分の性質を加味しながら、コーディネートを考えることがオシャレには必要不可欠だというわけです。
まず自分に似合う服装というものを知ること。
それがオシャレになるための第一歩です。