ライダース、世代交代。
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運営者のSORIN(@DECOjp0)です。
以前の記事でも触れていますが、僕には長年愛用しているライダースジャケットがあります。
貰いものなのでサイズもあっていない。約10年間着用し続けたこともあって、裏地は破けている状態。
着れば着るほど味のでる一品なのですが、ずっと気になっていたのがそのサイズ感でした。
貰った当時でさえオーバーサイズ気味だったのですが、年齢を重ねるたびに僕の体型は痩せていく一方。
思い入れのある一着なのですが、自分にぴったりのライダースジャケットも欲しい。
一昨年あたりから、ライダースジャケットもそろそろ世代交代の時期かなあと頭の片隅で考えていたわけなのです。
そしてついに、その時がやってきました。
UNITED TOKYO/ラムレザーシングルライダース
今回、僕が購入したのは UNITED TOKYOのラムレザーシングルライダースジャケット。
去年から同ブランドのライダースはすごく気になっていたのですが、ついに購入。
こちらのライダースジャケットは「アパレル業界を激震させた」と言われるほどのクオリティ。
噂によると、原価率は55%で生産されているようです。
そのディテールに注目しながら、ご紹介していきます。
妥協しないクオリティ
トレンドはダブルのライダースですが、僕は長く使えるようにシングルタイプを購入。
無駄のないデザインは様々な系統のコーディネートにマッチします。
良質な羊革を使用しており、手触りは滑らか。ラムレザーは柔らかいので、着用時にストレスもありません。
浸透したオイルがつくり出す艶が、ライダースを上質な風合いに見せてくれます。
裏地はキュプラを使用しており、さらっとした着用感に通気性も抜群。
レザーの寿命を縮める湿気を防ぐ工夫もなされています。
価格を抑えるために、裏地はポリエステルで…といった妥協も許しません。
光沢感のあるオリジナルジップはメッキ加工が施されています。
あえて刻印部分のデザインも配しており、とことん無駄をそぎ落としています。
ポケット部分と袖口もファスナー使用に。
洗練された印象を演出しながらも、ライダース特有の無骨な雰囲気もしっかりと残しています。
UNITED TOKYOおなじみですが、原産地は埼玉県で生産されています。
このライダース一着から、UNITED TOKYOの徹底したものづくりの背景が伝わってきます。
タイトなサイズ感/モードなライダース
サイズ感はタイトに仕上げられています。
僕はサイズ1を購入しましたが、インナーは薄手のものにしないと窮屈です。
革製品なので、着用していくうちに体に馴染んでいくとは思いますが、あくまで誤差の範囲。
インナーにパーカーやニットを合わせようと考えている人は、いったん試着をした方が良いかもしれません。
ライダースジャケットと聞くと、無骨で男臭いイメージを思い浮かべるかと思います。
しかし、UNITED TOKYOのライダースは無骨な印象を残しながらも、ミニマルモードで洗練されたデザインに。
そしてなによりも注目すべきはその妥協しないクオリティ。
約10年間着用したAndAのライダースに負けないほど、愛着のある一着に仕上げていきたいです。