オシャレ指南本 「大人のための私服の教科書」 から学ぶK値メソッド

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本日はファッション書籍の紹介。

紹介するのは久保田フランソワ卓也氏の「大人のための私服の教科書」です。

今までファッションに関する書籍を読み漁ってきましたが、実用的なもので言えばこれが一番ためになる本だと思います。

著者である久保田氏によると、この本を読むことで「年齢に見合った、キメ過ぎず、程よくみんなから愛される、どこに出ても恥ずかしくない服装」が自力でできるようになるとのこと。

ファッションやおしゃれは感覚的に語られがちなものですが、そんなファッションを数値化して分かりやすく解説した“オシャレの教科書”的なものです。

当サイト“WEARNOTE”ではオシャレにはバランスが必要不可欠だと解説しています。
関連記事:【オシャレの基本】オシャレに必要不可欠なバランスの話

この本でも同様にバランスについて触れているのですが、K値メソッドというファッションを数値化する方法で服装をオシャレにしていきます。

オシャレの基本はスーツマイナスαで構成される

仕事や冠婚葬祭などで使う洋服は基本的にスーツですよね。

スーツはカッチリとした正装で使われることから、ある意味メンズファッションの究極の形と言えます。

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photo:via chictopia.com/photo/show/471993Velvet+Underground+Venus+in+Furs-asos-suit

このスーツのようなカッチリ度合いを、本書では冒頭のK値として用いていきます。

ちなみにK値の“K”はカッチリのKだそうです。なんて覚えやすいのだろう。

K値は1〜10段階のレベルで扱われ、スーツのようなオンでカッチリ度MAXの服装を“10K”、逆に部屋着のようなオフでゆったり度MAXの服装を“1K”として数値化していきます。

そしてプライベートの服装でオシャレに見えるのは、適度にカッチリした“6〜7K”とのこと。

要するにキレイめなファッションということですね。

当ブログでも解説していますが10Kではキメすぎ、1Kでは抜けすぎということです。

しかしオシャレに無頓着な人はダメージジーンズにTシャツなどの3〜4Kぐらいの服装の人が多く、この6〜7Kに合わせるのが苦手だそうです。

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photo:via takuyakubota.blogspot.jp/p/k.html

そこで久保田氏は“10K”のスーツのような正装から服装を崩していくことが、オシャレのコツだと主張しています。

アイテムごとに割り当てられたK値を足し引きして6〜7Kに

本書では「白シャツは9K、デニムは4K」といった風にアイテムごとにK値は割り当てられていて、それらを組み合わせながら6〜7Kに合わせていきます。

この“K値メソッド”では【アイテムのトータルK値÷着用しているアイテム数=6〜7】という数式を用いていきます。

例えばスーツのような10Kの服装から、

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photo:via http://www.chictopia.com/photo/show/471993Velvet+Underground+Venus+in+Furs-asos-suit

10Kのスラックスを4Kのデニムに、10Kの革靴を4Kのスニーカーにといった感じで着崩していく。

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photo:via kurumani.com/?p=601

この着崩したコーディネートで着用しているアイテム、それぞれのK値を数式に当てはめると

  • ジャケット9k
  • ニット8K
  • シャツ8K
  • デニム4K
  • スニーカー4K

(9+8+8+4+4)÷5で6.6Kですよね。

こういった感じでアイテム全てのK値の平均値を6〜7Kに合わせていくわけです。

ここで使っているアイテムのデニムのカラーが淡いインディゴブルーだったり、スニーカーがハイテクスニーカーだったりすると全体のK値は低くなっていきます。

同じアイテムでもカラーやシルエットによってK値に変化が出てくるわけです。

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photo:via uniqlo.com/jp/store/goods/163900

例えば、同じデニムでも黒のスキニーデニムは5Kですが、

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photo:via uniqlo.com/jp/store/goods/156511#thumbnailSelect

ルーズなシルエットのくたびれたデニムでは2Kになるといった具合にです。

このように服装はアイテムの特性によって印象が変わっていきます。

そして服装の印象はアイテム単体ではなくて、K値メソッドのようにコーディネート全体のバランスで決定されるわけです。

ファッションを数値化して論理的に考えることができる本

今回紹介した“大人のための私服の教科書”では、服装の印象を決定づけるバランスの取り方について深く掘り下げて解説しています。

「オシャレにはセンスが必要」などとファッションは感覚的に捉えられがちなものですが、オシャレの教科書として勉強のできる一冊とも言えるのではないでしょうか。

本書では大原則であるK値以外にも、シルエット作りやカラーコーディネートなど勉強できる範囲は多岐に渡ります。

もしファッションが苦手な方やオシャレをしてみたいと思っている方がいれば、試しに読んでみてはいかがでしょうか。

オシャレの基本を学びたい人におすすめの一冊です。

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